「根抵当権は難しいから捨てた…」は本当に正解?行政書士試験で最低限押さえるべき勉強法
「根抵当権は難しいから捨てました」は本当に大丈夫?
行政書士試験の勉強をしていると、
「根抵当権は難しいから捨てました。」
という受験生をよく見かけます。
確かに、根抵当権は民法の中でも苦手意識を持つ人が非常に多い論点です。
「普通の抵当権との違いがよく分からない…」
「元本確定や極度額が覚えられない…」
そんな悩みを抱えている人も少なくありません。
しかし、「難しいから」という理由だけで完全に捨ててしまうのは、あまりおすすめできません。
今回は、その理由と、効率よく勉強するコツをご紹介します。
根抵当権が難しいと言われる理由
根抵当権とは、将来発生する不特定の債権を担保にするための制度です。
通常の抵当権は特定の債権を担保にしますが、根抵当権は継続的な取引から生じる債権をまとめて担保にできる点が特徴です。
初学者が難しいと感じる理由は、次のような点にあります。
- 普通の抵当権との違いが分かりにくい
- 「極度額」「元本確定」など聞き慣れない用語が多い
- 過去問を解いても混乱しやすい
- 条文も長く、覚える事項が多い
そのため、多くの受験生が途中で「もう捨てようかな…」と考えてしまいます。
「難しいから捨てる」は危険な理由
行政書士試験では、毎年どの論点が出題されるかを正確に予想することはできません。
「今年は出ないだろう」
「難しいから出ても解けないだろう」
という考えで学習範囲を削ってしまうと、本番で後悔する可能性があります。
行政書士試験はたった1問が合否を左右する試験です。
だからこそ、「苦手だからゼロにする」のではなく、「最低限だけでも得点できる状態」を目指すことが大切です。
完璧を目指す必要はありません
安心してください。
根抵当権を細かい判例や条文まで完璧に暗記する必要はありません。
まず押さえておきたいのは、次の4つだけです。
- 根抵当権とは何か
- 通常の抵当権との違い
- 極度額とは何か
- 元本確定とは何か
この4つを理解しておくだけでも、過去問の理解度は大きく変わります。
最初から100点を目指す必要はありません。
苦手論点は「最低限理解して1問取りにいく」
行政書士試験は、100点満点を目指す試験ではありません。
合格点を取る試験です。
だからこそ、
「全部理解できないから捨てる」
ではなく、
「最低限だけ理解して、1問取りにいく」
という考え方が非常に重要になります。
この考え方は、根抵当権だけではありません。
民法の相続や債権譲渡、会社法など、苦手な論点にも共通して言える勉強法です。
まとめ
根抵当権は、確かに行政書士試験の中でも難しい論点の一つです。
しかし、「難しいから」という理由だけで完全に捨ててしまうのは得策ではありません。
まずは基本事項だけを理解し、過去問を繰り返し解きながら知識を定着させることが大切です。
行政書士試験で重要なのは、満点を取ることではなく、合格点を超えることです。
「取れる問題を確実に取る。」
その積み重ねこそが、合格への一番の近道になります。


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